嶋田陶器株式会社NET美術館

柳雨軒二代 徳田八十吉
明治40年(1907年)、石川県能美郡辰口町宮竹の醤油商「雲戸家」の五男に生まれ、無形文化財資格者「初代徳田八十吉」の養子となる。図案を浅野廉技師に、現代的な陶芸理論を安達正太郎先生に、日本画を玉井敬泉画伯に学ぶ。
徳田魁星として活躍していたが、初代没後に昭和31年5月1日「二代八十吉」を襲名し、昭和50年6月8日に石川県指定無形文化財に認定される、九谷焼技術保存会の二代会長も務めた、晩年子息「正彦」に八十吉を譲る。

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古九谷山水
飾皿
釉彩花唐草
香炉
紫釉彩草紋
華器
釉彩
華器
古九谷
酒盃
黄釉彩草紋
華器
赤絵割取
香炉
古九谷赤絵龍
華器

大正12年 養嗣子として徳田家に入籍する
大正13年 商工展入選、褒状大臣賞受賞
大正14年 石川県展出品、受賞7回、招待 審査員7回
昭和 4年 小松町産業研究生として、京都国立陶磁器試験場に派遣される
昭和11年 家業に従事の傍ら7年間、富本憲吉に陶画を学ぶ
昭和25年 裏千家淡々斎宗匠より「柳陶斎」の屋号を受ける
高村豊周に師事し「紫苑」の号を受ける
昭和29年 無形文化財工人社同人に推薦される
昭和31年 二代徳田八十吉を襲名する
昭和35年 小松市より産業功労者として表彰を受ける
昭和38年 中部日本九県「朝日陶芸展」評議員、審査員、以後招待出品
昭和40年 第8回新日展審査員に就任する
昭和41年 日展会員となり、毎年日展出品する
昭和45年 石川県美術文化協会理事に推薦される
昭和50年 石川県指定無形文化財に認定される
昭和53年 勲四等瑞宝章を受章する
昭和54年 「華」飾皿、石川県永久保存品として買い上げられる
昭和57年 石川県文化財保護審議会委員に推薦される



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